東加古川駅前1分 自分で体をよくする方法を学べる整体・鍼灸(はり・きゅう)院こはく

耳と脳

 

耳は音をきくだけではない

耳にはどの方向を向いているか、傾いているか、どちらへ向かって動いているかなどを感知する役割もあります。

傾いている状態が耳により通常と判断されてしまうと使われる筋肉にもアンバランスができてしまいます。

 そして耳は目と協力して身を守っています。目は見える範囲が決まっています。後ろで物音がして振り返り確認するというように連携をとっています。

 どちらの耳がきき耳か

電話で聞き取りにくい内容を聞き取るときにどちらの耳に電話をあてるでしょうか?

その耳が言語を聞き取るきき耳の可能性が高いです。

右耳は言語や論理的判断を担う左脳と関わりが深く

左耳はイメージや感覚、情緒的な事柄を担う右脳と関わりが深いと言われています。

 

トラウマと耳

どの周波数の聞き取りに問題があるかによってトラウマの起こった年代を推測するという方法があります。聴覚の成長は年齢とともに周波数帯域をあげていき11歳ほどで完成します。

 

聞こえていない音は人それぞれ

多くの人が集まっているところですべての音を聞くのではなくて選択して聞いています。
聞きたくない音ははじめは意識的に聞かないようにしていますが、だんだん聞こえないようになってきます。
これは部屋に入ったりして音がいくつかあることに気づいても長時間いるとだんだん聞こえなくなってくるのに似ています。
目は見たくなければ閉じれますが耳は手を使うなどしないと閉じることができません。
 
 

日本人の耳

生まれたばかりの赤ちゃんの耳はど白紙の状態です。生後6か月からは環境の音に順応するようになります。これ以降は言葉を獲得するために母親の言葉や周囲の言葉を聞き取るのに適した成長をしていきます。
日本人が優先的に使用している周波数帯は125ヘルツ~1500ヘルツとかなり低いです。これは自然環境により異なり乾燥した地域と湿った地域では音の伝わり方が違います。
 
洞窟の中では低音はこもって聞き取りにくく、摩擦音や破裂音などの高音は聞き取りやすくなります。
水の流れや木々のざわめきなど高音が豊富なところでは低音の方が聞き分けやすくなります。
 
高音は障害物のない広いところでは遠くまでよく通ります。
 
日本で成長すると日本語に特徴的な中周波音域の音を聞き分ける耳を持つようになります。これは逆に他の周波数帯の音を聞き取りにくくなります。
これも生きていくのにいいように耳を変化させています。これは逆に枠をはめていることにもなるのです。
 
これらは中耳と呼ばれる場所の筋肉や神経回路の役割によるので変えることができます。
 

耳の不思議

耳の外に出ている部分で集められた音(空気振動)は3センチほどの外耳道を通って鼓膜に当たります。

鼓膜の先には鼓室という空間がありみっつの小さな骨があります。空気の振動を骨の振動に変えてさらに中へと伝えます。この骨の振動にわざわざ変えているのに音をそのまま伝えるのではなく特定の音に焦点をあてたりという音の聞き分けを行っています。この3つの骨のまわりにある小さな筋肉が重要な働きをしています。

鼓膜緊張筋 鼓膜の張り具合を調整して特定の振動数によりよく反応するように焦点調整を行います。

アブミ骨筋 内耳に伝える振動を分解して聴覚の解像度を決定します。

この筋肉の疲労度をとることで大きく変化します。

骨の振動がカタツムリのような形の蝸牛の中のリンパ液を振動させて、その振動をセンサーで電気信号にかえて脳に伝えます。

このセンサーの分布はは低音域:中音域:高音域で1:5:240ほどです。

高音域の音は多くの電気信号を神経細胞に送り、神経の活動を活性化し脳を活性化することにつながります。

蝸牛の上の三半規管と前庭はバランスをつかさどるセンサーです。

 

 
 

脳の建設と破壊

脳に電気信号が伝わった後で複雑な処理をへて音として認識されます。

神経細胞は刺激のよく通る回路を太くしたり、新しい刺激に対応する回路が作られたり、同じパターンの刺激に対してはバイパスを作って処理工程を短縮したりするなど改造工事を常に行っています。逆に刺激が減ると回路を細くしたり消滅させたりします。ひとりひとりが人生により個性的な聴覚をもっているのです。

 

赤ちゃんの耳

人間の出発点は母親の胎内にあります。

人間の脳の原型は受胎後約8日目で形作られます。母親は妊娠の自覚があまりない時期です。

妊娠6か月目で脳を作り上げる神経細胞のニューロンの約70%が大脳皮質にみられるようになります。このときに耳の機能の大半が完成していると言われています。

8か月ごろには胎児は音に反応することがわかっています。

生まれたばかりの赤ちゃんでも脳の中には大人とほぼ同じ約140億個のニューロンができあがっています。

胎児は羊水の中に浸っています。

水の中では低い音は周囲に拡散して吸収されてしまいます。高い音ははっきり遠くまで伝わります。

胎児は羊水の中で、母親の心臓の音や脈などが水圧として届く低音だけでなく、骨の伝導により母親の声なども水中で聞いています。このとき聴こえる音が高周波でイルカの鳴き声に近いのではと言われています。

イルカ療法

自閉症の子どもをイルカと一緒に水の中で遊ばせると、心を開いて笑うようになったという例は様々な地域でたくさんの例が報告されています。イルカの声は胎内できいた母親の声とよく似ているのかもしれません。
素晴らしい音楽を聴いて感動したり、幸福感を感じたりすると脳の視床下部からホルモンの一種であるベータエンドルフィンが分泌されます。これはモルヒネの30倍の鎮痛効果があると言われ免疫機能も高めてくれます。
音を聞いてこれはあの人の曲だと認識されるのは、音の刺激が視床下部から大脳新皮質に届き分析・統合などの情報処理が行われた結果です。聴覚だけではなく記憶や言語に関する領域とも情報交換されます。音の刺激の多くの情報は意識に上らずに気づかないところでこころや身体に働きかけています。

 

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