東加古川駅前1分 自分で体をよくする方法を学べる整体・鍼灸(はり・きゅう)院こはく

外からの傷

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バイタルサイン 

①意識レベル JCS (Japan Coma Scale)
②血圧    BP (Blood Pressure)
③脈拍数   P  (Pulse)
④呼吸数   R  (Respiration)
⑤体温    T  (Temperature)
⑥パルスオキシメーター SpO2
 

パルスオキシメーター 血液の酸素量を測る

正常値 98
98台なら正常
85以下は生命の危険
 

頭蓋内損傷 

頭は固い骨で囲まれていて、血液などの新しいものが溜まるとすでに囲まれていて逃げ場がないので大事な脳の司令室である脳幹が押しつぶされて人が死にます。血腫の大きさはそんなに大きくなくても死につながります。400mLも溜まったら脳幹は押しつぶされます。
 
①小血腫の発生⇒頭痛
②局所の圧迫増強⇒傾眠
③天幕切痕下への脳脱出⇒片側瞳孔拡大(瞳孔不同)・昏睡
④それによる脳幹の偏位と圧迫⇒両側瞳孔散大・除脳硬直
 
 軽い頭痛⇒ひどい頭痛・悪心・嘔吐⇒意識レベルの低下、片麻痺⇒☆血圧が上がる、脈拍数が下がる⇒昏睡、(一側瞳孔散大)瞳孔不同⇒両側瞳孔散大、四肢麻痺⇒除脳硬直⇒失調性呼吸⇒呼吸停止⇒心停止
 
瞳孔不同…意識がなくて左右瞳孔の大きさが違う。光をあてても反射が片方なくなります。
昏睡と瞳孔不同あるとこのときに血腫をとらないと危険です。中脳から瞳孔の大きさを調整する神経がきています。一時間以内には手術が必要です。
 
血腫が大きくなると最初に意識レベルが落ちます。次に血圧があがり脈拍がおちます血圧が低いと脳以外にも問題があるかもしれません。
 
いったん意識がなくなり意識がもどる意識清明期を過ぎてまた意識を失うこともあります。血腫がどんどん大きくなることによっておこります。高齢者で受傷時の前後の記憶がなかったり、会話可能ですがつじつまがあわなかったりします。急性硬膜下血腫は脳挫傷と一緒に起こり取り除いても脳挫傷のところが腫れてきて後遺症が残ることがあります。
 
意識清明期があり頭蓋骨骨折によって急性硬膜外血腫が硬膜と骨の間にたまっているときは脳に損傷がないときです。硬膜外血腫は脳の外側ですが脳が押しつぶされていきます。押している血腫をすべて残さず取り除けば通常にもどります。
 

外傷のショック

外傷のショックの9割以上は出血性ショックです。血圧が下がって、脈拍数が増えます。脈拍数が120以上だと危険です。心停止の直前に意識がなくなります。
 
人間の体から血を抜いていくと700~800mLになると脈拍数が増えます。1Lぐらいになると上の血圧と下の血圧が近づき脈圧減少します。上の血圧と下の血圧の差である脈圧の減少と脈拍数の増加があると出血があるということです。
 
顔色が悪い・指先が冷たくなる…体中に血液が循環しない
尿量減少…腎臓に十分な血液がいかない
太い静脈が見えない…末梢の静脈に血液が循環しない
血液循環量がへるのに皮膚は湿潤する
 
人間の体には約5Lの血液があり、3~4L出ると難しくなります。
 
胸…肋膜腔に血が溜まる
腹…脾臓、肝臓
骨盤…腰が痛いとしかいわないこともある。X線の腹部単純撮影ではうつらない場合があるのでCTスキャンの方が確実です。
 
交通事故などで腹部正中切開の手術歴があり脾臓破裂のために脾臓を摘出している子どもが熱を出してきた場合には脾臓摘出後重症感染症(OPSI:Overwhelming Post Splenectomy Infection)という肺炎球菌やインフルエンザ桿菌の敗血症で早く治療しても助からないこともある感染症もあります。
 
閉塞性ショックの原因のひとつ緊張性気胸は心臓に血液が帰ってくるところで問題が起き後ろに溜まります。座った状態でも頸部静脈の怒張・頸部気管の偏位・皮下気腫・呼吸音左右差・血圧減少・脈拍数増加などがあります。肺が破れたためにもれた空気が肺にたまり、空気が横隔膜を押し下げ心臓を押しやり、上大静脈と下大静脈をつぶし血液が心臓に帰れなくなります。この圧によって息を吸っても肺に息が入らず、血液が心臓に戻ってこないので心臓から血液がでない。呼吸不全と循環不全が同時に起こるので素早い対処が必要です。胸腔にたまった空気を第二肋間鎖骨中線に針を刺すなどします。
 

いつなくなるのか?

外傷でなくなるのは死亡率の高い時間帯があります。
現場最で初の10~20分
救急室で4~6時間(3人にひとりが適切な対応で助かっています。)
ICUで数週間~数ヵ月で多臓器不全や感染症で亡くなることが多いです。
 
外傷治療の流れは最初の1時間が大切です。
致命的な外傷を探し(Primary Survey)CTは外す、蘇生処置(Resuscitative Phase)を行う。
落ち着いたところで見逃しがないように行う(Secondary Survey)。
救急患者さんの死ぬ場所はCT室とエレベーターの中が多いそうです。
 
致命的な外傷を探す(Primary Survey)生理学的アプローチには下記の評価が2~3分で行われます。
 
A(Airway) 気道の確保 外科的気道確保など
C(Cervical spine control) 頸椎保護 
B(Breathing) 呼吸
C(Circulation) 循環 
D(Dysfunction of central nervous system) 神経
E(Exposure) 脱衣 (Environmental control) 低体温予防 
 
酸素が気道からはいり、肺に取り込まれる、血流にのる、心臓でポンプして、脳に送る。
話して返事があればAとDの意識のチェック、胸の動きでBをチェック、脈を触れてCのチェック
 
C(Cervical spine control) 頸椎保護するのには
①頸部痛
②鎖骨より上の外傷
③※急速減速性外傷、転落
④痛みを訴えられない患者 意識障害・中毒・泥酔・※他に激痛を伴う外傷がある
⑤神経学的異常所見 対麻痺・パレステジア・痛覚過敏
 
急速減速性外傷は車を運転して木にぶつかったなどで頭を振られているとき
※他に激痛を伴う外傷があるときは首が痛いと言えない。頸椎骨折の6~7%は全く所見がなく他に痛いところがあったひとです。
 
超致死的胸部外傷は
 
心タンポナーデ エコー
気道閉塞 
フレイルチェスト 骨折時
緊張性気胸
開放性気胸
大量血胸 X線
 
緊張性気胸は普通の気胸と違ってショックがあります。血圧がストンと下がる気胸の場合は疑います。患側肺の呼吸音が聞こえない、打診でコンコンという、期間がひどく横におされてしまう、皮下気腫です。
 

 

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